灘のけんか祭り

 

姫路市白浜町にある松原八幡神社で行われる約500年の
歴史がある秋季例大祭のことである 参加するのは姫路市
の南東部海岸地域の東山(旧東山村)・八家(旧八家村)・木
場(旧木場村)・白浜町(旧宇佐崎村・旧中村・旧松原村)・妻
鹿(旧妻鹿村)の旧7ヵ村の氏子たちである 16歳以下は練
り子にはなれないが、赤ちゃんからお年寄りまで総員参加の
お祭りと言う感じである また参加者のまわし・法被姿が全員
さまになっており、カラフルで迫力あるお祭りである

お祭りエリア(『灘のけんか祭りGUIDE』)より

宮入り

年番の妻鹿を除く、6台の屋台が八幡神社に参拝すること
を言う 1台約2トンの重さがあり、約1億円かかるそうです
宮入トップの東山屋台を追っかけてみました(他の屋台の
お宮入りはお旅山の練り場とダブりますので省きました)

屋台の背がみんな高いため、屋台の屋根部分の擬宝珠と
露盤を取り外して神社の門をくぐる様子を撮りました

神社門前の東山屋台

取りはずし作業中

                    露盤

 

                   擬宝珠

 

門、無事通過

取り付け中

神社参拝

神官渡行

神官・松原の露払い、練り場入り口に集合
               写真提供 大森美津枝



露払いの松原が神官を先導して、お旅山神社に向かう

放送席(影の主役)

灘中女子放送部員の屋台紹介アナウンスがプロアナウンサー
顔負けの一服の清涼剤だった またチョットお神酒の入った?
総合司会のお父さんが観客の笑いを誘っていた

みんな笑顔・笑顔・笑顔・・・・

神輿合わせ(けんかみこし)

年番の妻鹿の練り子がかつぐ3基の神輿がお旅山の練り場
で神輿合わせ・ぶつかり合いと迫力満点の30分の神事である

一の丸神輿登場

二の丸神輿と三の丸神輿の2基合わせと思いきや反対から撮っ
た家内の写真には手前に一の丸神輿がいて3基合わせだった

一・二・三の丸神輿の3基合わせ・ぶつかり合い

3基合わせ・ぶつかり合い

3基合わせ・ぶつかり合い

3基合わせ・ぶつかり合い


屋台練り

祭りのクライマックスはお旅山渡行神事である6台の屋台が登場(というより雪崩れ込み)
2台練り・3台練り・4台練りを繰り返す約90分の力強くかつカラフルな饗宴である

木場屋台登場

1台練り

 

松原屋台登場

木場松原屋台の2台練り

中村屋台登場

松原中村屋台接近中

宇佐崎屋台登場

1台練り

松原中村宇佐崎屋台3台練り

東山屋台登場
登場と同時に3台練り

八家屋台登場

宇佐崎東山八家屋台3台練り


                                                                                                                筆者 
                                                                                                                                   

八家東山宇佐崎中村屋台4台練り
写真提供  尾関史郎氏

閑話休題

長い一脚の先にカメラを取り付け練り子の近くでもみくちゃにな
りながら、遠隔操縦で撮影しているカメラマンを多数見ました

かなり危険ですね・・・

あとがき

私のみたのは、松原神社の宮入りとお旅山の神事だけで
したが聞くところによると、宵宮も早朝の潮かきの儀も夕暮
れ時明かりに映えるお旅山下山の屋台も感動ものだという
話なので、来年はこの神事に挑戦したいと思っています    

 

 

 

 

 

 


 

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